シジュウカラがよりにもよってこんな所に巣を作りました。
松の木のてっぺんに洒落た巣箱を取り付けたのに、そこは気に入らなかったようで、
玄関前のヤマボウシの木にかけて置いた瓢箪に住みついてしまったのです。
屋根もないのに、雨が降ったらどうしようと言うのでしょう。
取りあえず雨をしのげるように板を置きました。
ひっきりなしに番で餌を運んで来ます。
春らしい気温が何日か続いた後、4月の26、27日頃朝の最低気温がマイナスとなり、外に置いた水が凍っているときがありました。
人間は天気予報で解るので、それなりの対策を取りますが、野鳥の雛は外壁がたった一枚の瓢箪の皮で凍死してしまわないか夫が盛んに心配しています。
それで夜の間だけ写真のような防寒対策をしてやることにしました。
果たして野鳥にこのような人間の援助は必要だったのでしょうか。
自然界に生きる動物は人間よりもはるかに強い生命力を持ち自然に順応して生きています。
シジュウカラの親は、どんな時にも瓢箪の中は安全!と強い自信があったのではないかと思います。
今日も、番は頻繁に餌を口にくわえて出入りしています。