閑話休題「弱肉強食」

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散歩中に、このような光景を度々見かけるようになりました。

全てが雪に覆われ、一面銀世界になってからは頻繁に見られるようになりました。

動物に鳥が襲われたのは解りますが、どういう状況なのか理解できませんでした。

今日、判明しました。

庭の餌台に野鳥用の餌を置いてますが、今年はスズメとヒヨドリしか来ていません。

あまり歓迎してなかったスズメでも、この雪の中では食べる物もないだろうと、つい、多めに餌を与えてしまいがちです。

野良猫がウロウロしているので、猫には気をつけていましたが、まさか天敵が空からやってくるとは思いませんでした。

餌台の餌を食べ終わって、それでも足りなくてベランダに催促に来るスズメたちについ、可哀想になって餌をばらまいて家に入りました。

5,6分してふとベランダに眼をやると、なんと雪の上でスズメがモズに捉えられて今まさに羽をむしられる寸前だったのです。

びっくりして、「あぁ!」と声をあげると、その声に驚いてモズがスズメを離して飛び立ちました。

九死に一生を得たスズメも命からがら逃げていきました。

良く見かける鳥の死骸はこういう事だったのです。

餌台には雑穀やヒマワリの種、リンゴなど、種々の餌を置いてあるけど、肉食系のモズの餌になるようなものは何もありません。

自分より弱い野鳥を襲う以外食べ物に有りつく事はなかったのでしょう。

弱肉強食の厳しい自然界を垣間見たひとこまでした。