庭のアケビの花が見事に満開になりました。
綺麗だったので切り花にして食卓に飾りました。
良く見ると花の他にスズランの花のような白くて丸い物がついています。
夫に聞いたら雄花だと言います。え?一本の木に雌花、雄花が、ついてるの?
夫が何を今更、と言う顔をしたので、これは自分で調べるしかない、と全知全能の神、パソコンに教えて貰う事にしました。
アケビは雌雄同株異花と言って一本の木に雄花、雌花が咲くのだそうです。
それなら一本の木でも受粉されて実がなりそうなものですが、長い事、我が家のアケビは花は咲くけど実が成らなかったのは何故でしょう?
アケビ木の下には、交配のプロ蜜蜂が住んで居ると言うのに。
その訳はアケビには自家不和合性と言う特殊な性質が有り、雌しべが自分以外の花粉とだけ結実し、自分のもの同士ではうまく結実できないという性質があるそうです。
近くにもう一本種類の違うアケビが無ければ受粉しないのだそうです。
昨年の事ですが、我が家で初めて立派なアケビが成りました。
アケビは一本では実が成らない、と聞いていましたが、ふ~ん時が経てば実がなるのか、と思ってました。
良く聞いたら夫が近くの山からアケビの花のついた枝を折って来て、我が家のアケビに振りかけたのだそうです。
それで初めてアケビが結実したのです。
う~ん知らなかった。夫の事もアケビの事も。